新たなる挑戦!
2016年9月7日
「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」
上杉鷹山(うえすぎようざん) 米沢藩(山形県)藩主
2016年1月、「今年はアドバンス助産師認証取得に挑戦する」と宣言!
助産師歴40年目にして新たなる認証試験に挑むことを決意しました。
その日から、すでに8か月過ぎました‥‥
「アドバンス助産師」って何?
「アドバンス助産師」とは、「自律して助産ケアを提供できる助産師」と評価された助産師のことです。
助産師は看護師国家試験合格者が助産師学校で1年間修学し、国家試験を受験して合格すれば付与される国家資格ですが、取得後の実力を判断する統一の指標が今までありませんでした。
そこで昨年度から、日本助産評価機構という機関が助産師の実践的な能力を認証する新制度をスタートさせたのです。
正常な経過をたどるお産については責任を持って助産ができる通称「アドバンス助産師」。
昨年度は全国で5562名(鹿児島県では100名)がアドバンス助産師に認証されました。
ええっ!
どうして、その年齢で挑戦するの?
病院や保健所・地域で40年間、助産師の仕事を続けてきた私には必要がないかも‥と思いましたが、妊婦さんや出産後のママに安心で安全な助産ケアを提供できるための一つの指標になるのならば・・と「上杉鷹山」の名言を胸にチャレンジを決めました。
実は申請に5万円かかります。そして5年ごとに更新しないとならない制度なのです。
挑戦するにあたり、まずは申請するための条件をクリアしないと試験を受ける資格が貰えません。
分娩介助100例以上、妊婦健診200例以上などの経験に加え、新生児蘇生法や分娩監視装置に関する研修の受講が条件となります。
必須研修受講後には予期せぬテストもあり、ヒヤヒヤしましたが何とかクリアできてホッとしました。
でも、久しぶりの勉強もちょっと楽しかったです。
それは、一緒に挑戦する仲間がいたからです。
心がくじけそうになった時、助産師の仲間が「大丈夫だよ、できるよ!」と声かけてくれ、とても気持ちが楽になりました。
8月10日申請し、19日に申請完了の通知を貰いました。
でも、これからが本番です。
9月の書類審査をパスして初めて11月の試験を受けることが出来るのです。
本試験は11月です。
まだまだ、道のりは長く挑戦は続きます。
さてさてどうなるか‥‥
皆さま、乞うご期待???
助産師Hでした。