「2人目は無痛分娩する? ~ようやく2人目出産~の巻」
2024年12月25日
1人目のあの出産から4年9ヶ月(45歳になってしまいました)
ある日のまだ暗い早朝(AM3:00位?)上の子が
“お水➰”と言うので体を起こしたところ“あっ”と破水
予定日はとうに過ぎていたので“いよいよきたか”
というわけで、随分と前に準備していた荷物を持って病院へ。
前回は一人で行った道も今回は三人。
無事に病院到着
破水したもののすぐには産まれず(産まれないんですね)
1日かけて、陣痛の間隔は徐々に短くなり“うおーうーんうーん”と耐えていたところ
ドクターKが“ちょっと陣痛強いね(過強陣痛)、赤ちゃんキツイかも”(私もキツイですが)
“無痛する?” “しますっ”
の即答で無事麻酔してもらいました
いや~極楽、いやいや天国いやいや、とにかく
痛みはすっかりなくなり、分娩室でお喋りに花が咲き楽しく過ごしていると
“こりゃ分娩止まったな~”とドクターK
“よし、痛みをつけないと産まれないな”
で、麻酔薬を止められ(涙)
またあの痛みが〰️きたきた〰️じわじわ〰️ううぉー
ニコニコのまま“スルッ”と産まれる人もいると聞いてたから、残念
とはいえ麻酔が効いてた間、体を休めていたので幸い体力は十分残っており、
最後の力を振り絞って〰️
産まれました
これがまた赤ちゃんが大きかった
大きな赤ちゃんを産んだ私は達成感で“やったー”てな調子で前回同様ふわふわした感じでいたのですが
何故か目の前のドクターKの顔は真っ赤で額には大粒の汗が
はっ?どうした?へ?
実は癒着胎盤で、赤ちゃんが出たあと、ドンドン縮んでいく子宮の中で掴んだ胎盤を離さないように
必死だったとのこと
胎盤が出ないと大出血
赤ちゃんが産まれたら安産だと思ったら大間違い
この時何故私が冷静だったかというと、
無痛分娩の際のカテーテルからすぐさま麻酔薬を再開したため、
ドクターKのこの荒行の時、私はまさに「無痛」
命に関わる事態、
お産より痛いと言われるこの処置を無痛でクリア出来たことは本当にありがたかった
そんなことより何より命が助かって良かった
大きな感動と達成感の裏には医師と看護スタッフによる必死の医療があることをこの時目の当たりにした
母子ともに健康で、安産でした~なんてことは当たり前じゃない
何年たっても忘れられないのはあの真っ赤なお顔のドクターK
本当にありがとうございました
あの時産まれたビッグベビーは足の長いスリムな子に成長しています
スタッフk