身をもって知る
2020年6月10日
こんにちは。
助産師OあらためKです。
少し前の話になるので恐縮なんですが、出産しました。その時のことを少し書かせて頂こうと思います。
陣痛から始まり、1回1回の陣痛は強いものの、なかなか陣痛間隔がせばまらなかったため、無痛+促進をしてのお産でした。
出産を通して、色々身を持って知るということができ、良い体験ができたな~と感じています。
まずはやはり、陣痛はこんなにも痛いのかという事を体感出来たのは良かったです。
出産前、お産のお手伝いをさせていただく時、ママ達に頑張れ頑張れと言ってきましたが、なんか安易に頑張れとか言ってごめんなさい!!という気持ちになりました。
復帰した今も表面上は変わらず頑張れ頑張れと言ってはいるのですが、本当に痛いですよね、辛いですよねという共感の思い、でも絶対乗り越えられますからねという思いは増し増しで込めるようになり、手を通してお伝えできていればなと思っています。
家族の立ち会いのもと、柿木病院で出産させていただいたのですが、信頼するスタッフや心を許せる家族に助けられての出産でしたので、なんの不安もなく身を預けることが出来ました。
また、私は助産師として働いていたわけですが、言い換えれば、かなり長期間にわたり深い内容で母親学級を受けていたとも言えるので、出産の経過についてある程度知っていたのも良かったなと思う点でした。
この2点より、これから出産を迎えるママ達に、母親学級等の産前教育を受けることをよりお勧めしていこうと思いましたし、出産の際の人的要因として、ママ達が安心して身を預けていただけるような助産師であるよう、精進せねばと決意を新たにする事ができました。
現在は育児中で、生活に追われる毎日ではありますが、そうかそうかこういう事かと思えることも沢山あり、そういう事を少しでもママ達のお役に立てるよう還元出来たらなと思っております。