胎内記憶
2019年9月11日
こんにちは。ヨガ講師の帆足です。
柿木病院でヨガ講師として携わり、早いもので4年が経ちました。
院長に取り上げて頂いた息子は、あっという間に5歳。
わんぱくな男の子に成長しています。
母親としても人としても、子どもと共に成長していくこと。
その想いを胸において過ごしている日々です。
『胎内記憶』
幼児期にお腹の中の記憶やその前の記憶を覚えていて、話してくれると耳にしたことはありませんか?
絵本作家のぶみさんの代表作「このママにきーめた!」 ではママを選んで生まれましたと、胎内記憶の絵本もあったりします。
ヨガはスピリチュアルな要素が強いのもあって、私も昔から胎内記憶のことは知っていました。
息子には2歳頃から
「ママのお腹にいるときどうだった?」
「ママと逢う前はどこにいたの?」
と、何気に聞いてきましたが、全くの無反応…(笑)
そんなこと覚えてないんだなぁーと、諦めかけていました。
心の中で諦めきれずにいた私は、半年ほど前に何気なく同じ質問をまた息子にしてみました。すると、
「ママのお腹の中はね、すごく暑くって、早く出たーいって思ったよ!」
「えっ?!ホントに??」
返事が返ってくるなんて…本当に、驚きました。
妊娠中の私は、今では考えられないほど活発にヨガの仕事をこなしていて、その中にホットヨガなどもしていたので、暑いというのには納得でした。
35週で産休に入り、順調な経過から一変、緊急の帝王切開での出産。
早く出たーいと言った言葉にも、本当に納得できました。
誕生日も、お産の方法も、全て子どもが選択して産まれてくると思うと胎内記憶もあっておかしくないように感じます。
私自身自然な形のお産ではありませんでしたが、マタニティヨガの時間を通して、呼吸の大切さや身体を動かす心地良さ。
何より、お母さんと子どもは繋がりがあることを大切なメッセージとしてこれからもお伝えしていけたらと思っています。
マタニティヨガ担当/ 帆足 みゆき