名前
2019年12月11日
先日、生命保険会社が調査した2019年の赤ちゃんの名前ランキングが発表されました。
男の子は“蓮”くん、女の子は“凛”ちゃんが1位でした。
ここ数年は、キラキラネームも増え、字を見ただけでは読めないことも多くなりました。
親は、子供への様々な想いを名前に託します。名前は親から子への「最初の贈り物」と言っても良いでしょう。
最近は、お腹にいる時から性別が分かっている方がほとんどで、生まれる前から名前を決め、その名前で呼びかけている方もいらっしゃいます。
私も3人の子に恵まれ名前を付けてきました。
第1子の時は名付けの本を買い、いろいろ考えましたが、結局、画数を考えず、どうしても使いたかった漢字を使って、ひびきで決めました。
私がありふれた名前だったこともあり、子供にはありふれた名前ではなく、かといって読みにくい名前ではないこと、漢字は子供でも書きやすい字であることを優先しました。
第2子、第3子の時も、ひびき優先で、同様に漢字を決めました。
保育園や学校などでも、ひらがなでの名前の同じ子はいても、漢字まで同じ名前の子はいませんでした。
ところが、今年分娩に付かせていただいた患者様の中に、長女と名前の漢字まで一緒の方がいて、びっくりしました。
お産が終わって落ち着いてから、その方に長女の名前が漢字も一緒であることをお伝えしたら、その方も「今まで、同じ漢字の人に会ったことがなかった。初めてです。」とびっくりしていらっしゃいました。不思議な縁を感じた出来事でした。
柿木で生まれた子供たちが、自分の名前を大切にしてすくすくと成長していってくれることを願いながら、毎日かわいいベビーちゃんたちに癒されている私です。
助産師 Y